2005年3月配信 足立よみうり新聞

 

大神田氏出版記念パーティーに260人
(3月18日10:30 配信)
内藤博道足立区教育長ら、発起人たち
内藤博道足立区教育長ら、発起人たち

挨拶する大神田理事長
挨拶する大神田理事長

 五反野小学校(三原徹校長)は昨年11月、日本初の地域運営学校として指定された。同校は、文部科学省が指定した「新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究校」として3年間にわたり取り組んできた。「地域立の学校」をつくるために、イギリスの学校理事会制度を参考に日本版学校理事会を創設。学校・行政・地域・保護者の代表11人で組織し、学校運営の最高意思決定機関として、教育課程編成や予算などを審議・協議してきた。
 理事長の大神田賢次氏は、1月29日の全国に向けての実践研究発表会に間に合わせ、「日本初の地域運営学校ー五反野小学校の挑戦ー」(長崎出版、1400円+税)を著した。日本の教育界で前代未踏の「日本版学校理事会」の創設に挑んだ理事長の5年間の率直な記録となった。
 15日、東京マリアージュ玉姫殿で鈴木恒年足立区長はじめ260人が参加して「大神田賢次氏の出版を祝う会」が行われた。発起人代表の鴨下甚治副理事長は「理事長の重責のほか、マスコミ取材等の超多忙の中で発表会に間に合わせ本を執筆していたとは少しも知らなかった。何かお祝いをしたいと企画しました」と挨拶。大神田氏は「日本初の取り組みの経緯をぜひ記録に残すようにとの勧めがあり、約1か月で執筆しました。もっと時間があれば、かなり正直に書いてしまったところを調味料でカモフラージュしたい気持ちです」と打ち明け、会場を笑わせた。また「文科省の人が『五反野小は全国のフロントランナー』と表現したが、今、まさしく足立区が全国のフロントランナーです。足立区内のたくさんの学校に地域立の学校を広げていただきたい。そのとき、この拙書が参考になればと思う。日本の教育は今、変わることを恐れてはならないときだと痛切に感じています」と話した。さらに「地域の文化は、一人の人がリーダーシップをとり続けてはいけない。次々とつなげていくことこそが大切。私は、ここで後進にバトンを渡したい」と理事長引退希望を表明した。