2005年3月配信 足立よみうり新聞

 

鈴木区長、踏切事故に遺憾の意
(3月16日16:00 配信)

 15日16時50分ごろ、東武伊勢崎線・竹ノ塚駅南側の踏切で、準急電車に4人の女性がはねられ死傷した。この事故から一夜明け、足立区議会建設委員会の冒頭で鈴木恒年足立区長が「かねてから踏切の安全対策、踏切解消策を区としても様々な角度から検討してきましたが、今日に至っても解消策に至らず、今回のような大事故が発生し、尊い人命が失われたこと、痛恨の極み」と遺憾の意を表明した。
 事故原因については現在、警察ならびに東武鉄道などが調査中。鈴木区長は「区民の命と安全を守る使命をもつ区としましても、できる限りの対応策を取ってまいりたいと思います」とし、「永年の悲願であります立体交差化につきましても東京都のお力をおかりして、区にまた鉄道事業者にも強力に働きかけてまいります」と述べた。
 東京都では開かずの踏切を解消するため、都内に1200箇所ある踏切のうち390箇所を2025年度までに重点的に対策を実施・検討すべき「重点踏切」として認定。事故の発生した竹の塚地区も「重点踏切」であり、「鉄道立体化の検討対象区間」として抽出された20区間のなかのひとつであった。
 安全のために必要とされる鉄道の高架等の立体化。しかし、国・都からの補助金の関係もあり、事故のあった踏切地点だけでなく北側道路含め竹ノ塚駅周辺全体の整備及び高架化なども検討中で、いまだ具体案は出ていない。