2005年3月配信 足立よみうり新聞

 

「千住のみなさん、こんにちは!」芸大初のコンサート
(3月16日16:00 配信)
春を招きよせる八重奏
春を招く八重奏
 15日、旧千寿小学校体育館で、東京芸術大学(台東区)器楽科の岡山潔教授と同大学生、大学院生8人によるグリーティングコンサートが開かれた。来年秋、東京芸大が同所に新キャンパスを開設するにあたって、区民との交流を深めるための初めての記念コンサートとなった。
 午後4時30分と7時30分の2回公演で、ヴィヴァルディ「四季・春」、ハイドン「鳥」「ひばり」、メンデルスゾーン「八重奏曲」の4曲を演奏。
 「春を届けに来ました。鳥づくしの音楽を楽しんでください」と岡山教授の挨拶からはじまり、音楽の合間には、それぞれの楽器を弾いて特徴を教えてくれる楽器紹介やさまざまな鳥のさえずりを音楽で表現してくれる解説があって、ふつうのコンサートとは一味違ったとても楽しいものとなった。
 会場の最前列に座っていた千寿小学校5年生の女児は「演奏者の息遣いまで聞こえてとても迫力がありました。先生のお話しはおもしろかったです」とはじめての生演奏に感動していた。
 また、演奏者も今回のコンサートを大いに楽しんだようで、同大学院生のヴィオラ担当の冨田大輔さんは「子どもたちが真剣に聞いてくれた姿に逆に感動しました。表情や反応がわかって嬉しかったです」と話した。
 同大学によるコンサートは日程は未定だが、今後も開催される予定。