2005年3月配信 足立よみうり新聞

 

餅つきで四中の思い出づくり
(3月8日19:00 配信)
高砂祭囃子の田中さん(左)から笛を習う卒業生
高砂祭囃子の田中さん(左)
から笛を習う卒業生

ソレッ、ヨイショ!
ソレッ、ヨイショ!

 5日、第四中学校(三上弘行校長)体育館に餅をつく威勢のよい掛け声が響いた。3年生172人へ、PTAのOBらから餅つきの行事がプレゼントされたもので、昨年に続き2回目。合間には高砂祭囃子保存会の晴れやかなおはやしが景気をつけた。
 生徒たちはもち米を蒸かすかまどの薪作りから挑戦、大人から教わりながら60キロのもち米をついた。最初はぎこちなく力任せにつき、杵を折ってしまうハプニングも発生。すかさず大人たちから「人生は加減が大切だよ」と諭される場面も。しかしほどなくコツを覚え、順次杵をつく手元がよくなる頃には終了。PTAOB会木村真一会長は「餅つきは、足立区の地域文化です。本日は餅つきを通して力を合わせる体験をしてほしい。そして人生の節目に感謝を忘れてはいけません」と卒業生たちへはなむけの言葉を贈った。
 生徒たちは、つきたてのもちと豚汁の昼食を終え、5年後に20歳になったときの自分宛に手紙を書き、色紙に恩師への感謝の言葉をしたためた。
 この行事は、主催は学校だが、資金調達をはじめ準備はすべてPTAOB会が中心となって動いた。当日の大人のボランティアは約50人。実行委員長の濱中正二さんは「昨年、とても好評だったので今年も企画しました。5年後に成人式を迎えたときに、再び母校へ集まり、本日書いた手紙を各人が読んでほしい。このもちつきが、卒業生たちの記念すべき一頁になればうれしい」と話した。