2005年3月配信 足立よみうり新聞

 

わらべうたを体現
(3月7日19:00 配信)
お母さんのひざの上に乗り、歌にあわせて揺られて遊ぶ
お母さんのひざの上に乗り、歌にあわせて揺られて遊ぶ
 足立区中央図書館で4日、「わらべうた講座」が開かれ、親子や日ごろ同館で読み聞かせのボランティアを行う人たちなど合わせて約30人が参加した。講師に子どもの本研究家の落合美知子さんを迎え、「♪ととけっこー」など、いつかどこかで聞いたことのあるような懐かしいメロディーを口ずさみ、様々な遊び方を楽しく体現した。
 参加した子どもたちは「なべなべ そこぬけ」と元気に歌いながら両手をつないだまま体を裏返す遊びや、お母さんのひざの上に乗って「♪うまはとしとし」と揺られて遊んだ。また落合さんは、洗う、乾かす、たたむといった洗濯の一連の作業もわらべうたのリズムにのせることで夢中にさせた。
 2、3度メロディーを聞いただけにもかかわらず、子どもたちはまるで前から知っていたかのように歌えるという不思議な魅力をもつわらべうた。ゆえに「まさに母語である」と位置づける落合さんは、一度耳にするとすぐに復誦できるし、使えるとまた楽しくなるという好循環を生み出し、子どもの心に栄養となると解説。また、子どもたちはコミュニケーションのなかで言葉を獲得していくので、まずは親が学んで、生活に楽しいリズムを作り出していきましょうと呼びかけた。