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地域で文化財を守ろう〜珠明院で消防演習 (2014/01/27)




 1月26日の文化財防火デーを前に、小台にある曹洞宗金龍山珠明院で24日、千住消防署(今和泉健一署長)による消防演習が行われた。

 演習は「大規模な地震が発生し本堂から出火した」という想定で行われた。119番通報後、住職による消火器の初期消火、消火が出来ず、小台町会(小菅武男会長)の人たちの手で模擬の文化財を搬出。参拝者からけが人が発生し応急救護所に誘導したのち、千住1小隊、宮城化学小隊、千住消防団が一斉放水を行った。

 会場となった珠明院では、区の有形文化財の板碑や有形民俗文化財の青面金剛庚申塔など、合わせて4つの文化財を所有する。今和泉署長は演習の最後に、参加した人たちへのねぎらいの言葉と合わせて「有事が起きた時には、地域の皆さんを含め一致団結してしっかり(文化財を)守っていきましょう」と語った。参加した小台町会の小菅会長は「町会として次の代につなげていく意味でも、この演習には必ず参加しています」と話してくれた。

 区内では同日、西新井消防署は西新井大師、足立消防署は花畑大鷲神社で、それぞれ消防演習が行われた。

 昭和24年1月26日に世界最古の木造建築であった法隆寺金堂の壁画が火災により焼失してしまったことから翌年に文化財保護法が制定され、東京消防庁が昭和30年にこの日を文化財防火デーと定めた。歴史的に価値のある貴重な文化財を火災から守り次世代に引き継いでいくことを目的としており、今年で60回目を迎える。

(写真)出火元へ一斉放水

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