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ワラビーの赤ちゃんついに顔出し (2015/07/09)



 
 2015年6月9日、青森県弘前市の弥生いこいの広場から足立区生物園に来たパルマワラビ―のマロンが赤ちゃんを産んだ。生まれたては2センチメートル程度であり、とても小さかった。現在は、袋の中にいるため正確な体長はわからないが、マロンの体長が約45センチメートルであることから、約20センチメートルと推測される。

 飼育員の須釜勝さんは、「青森県から移動した直後は、環境が変わってしまって餌をまともに食べることができなかった、また、5月23日にはまだ毛の生えていない赤ちゃんが袋から出てしまい、とても危険な状態となった。その赤ちゃんを袋に戻すことが大変だった」と飼育の苦労を話した。

 同園には、他にもいろいろな動物がいる。チンチラという日本ではあまり知られていない珍しい動物も人気だ。チンチラの体長は約25〜35センチメートルあり体重は約500〜600グラムで絹のような毛並みをしている。

 チンチラの原産地は南アメリカのアンデス山脈の標高400〜2500メートルの山岳地帯でその毛は毛皮などに使われる。丸っこい外観をしているが、毛を取ると実にスマートであり狭いところでも入り込める。

 高地に住んでいる動物なので同園では19℃の飼育室にいる。飼育員の須釜さんは「チンチラは夜行性なので、昼間は天敵である猛禽類から逃れるために岩の間に潜んでいます。また夜には岩の間から出て砂の上を跳びかっています」と話していた。

 同園ではチンチラにキャベツやリンゴ、ニンジンを固めたペレットを与えている。

 また、ビルマニシキヘビは原産地が東南アジアという高温多湿で熱帯雨林が発達した所に生息している動物で、同園のニシキヘビは体長4・85メートル、体重48キログラムあるらしい。

 現在は目が白く濁り脱皮しそうだ。案内してくれた係の西山真樹さんは「まだヘビが小さいうちには脱皮=成長を表すが、充分成長し大人になると、約1か月ごとに主に岩などで負った傷をとるために脱皮をする」と話していた。
 
 脱皮は、鼻を岩などに擦り付けてストッキングを脱ぐように裏返しにしながら1日かけてゆっくりゆっくり脱いでいく。「気づいたら脱皮しはじめているのがほとんどです」と西山さんは笑った。 

 またウロコはヘビと魚についている。しかしヘビと魚のウロコは違う。西山さんは実際にヘビの皮を見せながら「魚は一枚一枚はがれるが、ヘビはウロコとウロコの間に薄い皮膚があるので全てくっついている」と説明してくれた。腹のうろこを見ると背中側とは違い、かわら状になっていた。「ヘビは蛇行して前に進むのでこのようなつくりになっている」ということだ。

 動物や昆虫たちはどんな行動をとるかわからない。もしかしたら、読者の皆様が訪れた時に、不思議な行動をとるかもしれない。それを見つけるのも生物園の楽しみ方の一つだろう。夏休みが近いので、学生の自由研究にはもってこいである。

◆足立区生物園
 足立区保木間2−17−1(元渕江公園内)
 電話03−3884−5577


<足立第四中学校 佐川哲哉、黒木真生>


(写真上)袋の中で元気な赤ちゃん
(写真中)可愛らしく動き回るチンチラ
(写真下)脱皮しそうなビルマニシキヘビ

写真をクリックすると拡大します。

 

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